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「競合他社にどうやって勝ちますか?」の誠意ある回答。

「競合他社が出てきたらどうやって勝つのですか?」

社外の方からよく聞かれる質問です。

かつて、検索エンジンも、価格比較サイトもたくさんの企業が存在していました。

しかし本日現在、検索エンジンはgoogleが、総合的なECはamazonが、日本で価格比較サイトはカカクコムが、それぞれダントツの状況になりました。

なぜ同じようなサービスが多数ある中で、特定の企業が突出するのでしょうか?

各社各様の理由があると思いますが、共通している1つの事実は、顧客やユーザーに圧倒的に支持されたということです。

一般的にスタートアップは、競合ひしめくところに丸腰で入ってゆくようなことはしませんよね。独自性を持って、最初は競合他社がいないところ、極めて少ないところ、競合がいてもゲームチェンジャーとして入ってゆくと思います。

すると、競合他社がいても、いなくても、私たちがやるべきことは変わりません。顧客やユーザーが喜ぶプロダクトを目指し、集中する。

最終的には、プロダクトやメンバーの隅々までこの意識が行き渡っている企業だけが選ばれる。

何の斬新さもない話ですが、結局行きつくところはここかな、という感じです。

競合他社が大手企業との業務提携リリースを発表すると、社外の方から「お前んとこはヤバイんじゃないか?」と言われることがあります。

確かに軽視をしてはいけませんが、当社がちゃんと顧客やユーザーと向き合っているかどうか?の方が重要と思います。

そもそも、当社が競合他社を倒すのではないと思います。顧客やユーザーが何を選ぶか?それによって支持を得られる企業は残り、支持を得られなければ淘汰されてゆきます。

私たちの目的は競合他社に勝つことではなくて、顧客やユーザーに喜んでもらうこと、喜んでくれる人を一人でも多く増やすことという。言葉にするのが少し恥ずかしい青臭い正論かもしれませんが、ここから絶対に離れちゃいけない気がします。

もし競争するのであれば、この意識の深さを競うのだと。

なので、ビジネスの場合は、他人に勝つより己に克つに徹したいところです。

しかも長期的な姿勢が問われます。長い道のりには障害もトラップもたくさん置いてあります。なので、この姿勢を貫き続けるのは実は難易度が高いです。当たり前のことをちゃんとやり続けるのは本当に難しい。しかし、長期的に利用者は、必ず優れたプロダクトに収斂してきます。

多くの場合、資本力や企業知名度ですら、この強い姿勢には勝てません。

そして気づいてみたら競合他社がいなくなっていた。。。

なので、競合他社との差別化や勝つ方法を聞かれたら、「顧客に集中し続ける」「そういう企業文化をつくる」「顧客に集中する結束力」というのが私の誠意ある回答です。

ただ、この回答をしても多くの質問者の理解を得られないので、体のいい別の回答を用意するのですがw、本質はそこにありません。

「競合をみるな、顧客をみろ」とは、ジェフ・ベゾス氏の言葉ですが、市場を制したから言えるのではなく、そう考えたから市場を制しつつあるのだと思います。

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時価総額1兆円企業をたくさん輩出したい。起業家アドバイザー。起業成長のアシスト・資本政策が専門。ピースオブケイク、トレタ、クラウドクレジット、DrJOY、QON、ワンダープラネット、JARMEC、ウェルモに関与。
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