吉島彰宏(よしじま あきひろ)

スタートアップサクセスアドバイザー。創業期から帯同、ファイナンスが専門、10年間で20件以上の増資ラウンド。note、トレタ、DrJOY、ワンダープラネット、JARMEC。 E-mail : yoshijima@y-associates.net

吉島彰宏(よしじま あきひろ)

スタートアップサクセスアドバイザー。創業期から帯同、ファイナンスが専門、10年間で20件以上の増資ラウンド。note、トレタ、DrJOY、ワンダープラネット、JARMEC。 E-mail : yoshijima@y-associates.net

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日米スタートアップのファイナンスと事業の攻め筋。

お金のもう一つの価値

お金には3つの機能があると言われる。 交換・保管・尺度。 振り返れば、日常生活は交換の連続だ。 お金との交換で、電気を使う、電車に乗る、コンビニでお菓子を買う。 企業でもまったく同じ。 人が働く(給与)、オフィスを選んで使う(家賃)、サービスを運営する(サーバー代)、売上(入金)・・・。 さて、スタートアップで交換・保管・尺度をもう一歩深く解像すると、別の価値がみえる。 気持ちよく払う/気持ちよく支払われる。 本当によくやってくれるよなー、本当にありがたいね、と言って

日米スタートアップのファイナンスと事業の攻め筋。

2018〜2019に上場した日米話題のスタートアップのファイナンスについて見てみた。 1USドルは100円で計算。 まずは上場までの資金調達額の推計(単位:億円)。 (米国企業はS-1、国内企業は上場目論見書から推計。) ちなみに「Uberがないぞ?」と思うが、Uberを入れると、 こんな風になってしまうので今回は外した。 日本のスタートアップでも、上場までに100億円内外の資金調達ができるようになってきたのは大きな変化だ。一方、米国は1,000億円内外の資金調達を