スタートアップの資金調達 プレゼンのメンバープロフィールの本当の役割とは?

前々回に、プレゼンの構成例として

1.なぜ事業を始めるのか?
2.メンバープロフィール
3.プロダクト
4.5年先の未来構想
5.5年先へのあらすじ

と記載しましたが、今日は「2.メンバープロフィール」について記載します。

ところで、「007」という映画を観たことありますか?
映画を観たことがある方ならご存知と思いますが、どのシリーズもハラハラドキドキするアクションシーンから始まります。本題にたどりつくまで、視聴者に我慢をさせず、いきなり現実世界から映画の中に引きずり込みます。

さて、ビジネスプランのスライドの最初の方で起業家やメンバーのプロフィールを記載します。これには実は深い意味があります。

どういうことかと言うと、これから話すビジネスプランの「つかみ」になるから。007の冒頭シーンと同じ役割です。

自分の生い立ち、前職での苦労や成果、起業するきっかけとなった経験。。。
これらを知らせることで、「なぜやるのか?」の話につながります。すると、メインイベントとなるプロダクトや構想の「なるほど!」にスムーズに導くことができます。

なので、「1.なぜこの事業をはじめたのか」と一連の話になることも多いです。

投資家が知りたいのは、誰が・なぜ・何を・どのようにやるのか?の4つの軸。

そして、誰がやるのか?これは投資家にとって最大の関心事の1つです。
もし美しい経歴の持ち主であれば、もちろん相手に心理的プラスを与えるかもしれません。

でも、プロフィールは自分の経歴の紹介にとどまらず、事業にかける想いの原点部分に触れるという、とても大きな役割があります。

だから私は、起業家の話の中で「プロフィールから事業背景にかけてのくだり」に最もひきつけられます。

もちろん、007の冒頭シーンのような、ハラハラドキドキは必要ないですが、これから話すプランの導入部という意味においては、同じ役割を果たします。

メンバープロフィールは「俺たちすごいぜ!」だけでなく、「なぜこの事業をはじめたのか」を裏付ける大切なパートですね。

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吉島彰宏(よしじま あきひろ)

起業成長のアシストが役割。資本政策が専門。ピースオブケイク、トレタ、クラウドクレジット、Dr.JOY、QON、ワンダープラネット、JARMEC、ウェルモに関与。
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